「ホームルームって漫画がやばい!」
ホームルームは今いろんな意味で「やばい」と話題になっている漫画です。
ホームルーム(漫画版)のどこがやばいのか?
4つの理由を紹介していきましょう。
※この記事はホームルームのネタバレを若干含みます
目次
ホームルーム(漫画)がやばい理由
ホームルーム(漫画版)がやばいと言われる理由は以下のとおりです。
主人公が頭おかしい
ホームルーム(漫画版)がやばいと言われる理由として、一番に思い浮かぶのはやはり主人公のイカレっぷりでしょう。
脇役や敵役じゃなくて一番やばいのが主人公の”ラブリン”なんですよ。
具体的にラブリンのどこがやばいかというと…
- 学校の教師であるにもかかわらず、生徒(桜井幸子)に恋をしている
- 自分が幸子のヒーローになるため、幸子を自らの手で不幸な目に合わせている
- 毎晩幸子の部屋に侵入し、ベッドの下に隠れている
- 幸子に睡眠薬を飲ませ、眠った幸子と”プレイ”している
- 幸子のスマホに盗聴器などをしこんでいる
…これが主人公ですからね。
他の漫画なら主人公側の人間に成敗されるような変態野郎です。
ヒロインもやばい
ラブリンが恋するヒロイン役の桜井幸子ですが、このヒロインも相当頭がぶっ飛んでいます。
というのも、実は幸子も主人公のラブリンに恋をしていて相思相愛の関係なんですよね。
これだけならまだいいのですが、幸子はラブリンに助けてもらいたいがために、自ら不幸な演出をしているんですよ。
たとえば
- 自分の弁当箱に大量の虫を入れる
- 椅子と自分のスカートを接着剤でくっつける
- 自分で大量のバケツの水をかぶる
などなど、わざと自分からトラブルを引き起こして、ラブリンと接触する機会を増やしているという異常行動に出ているんです。
そして物語の後半ではさらに異常行動がエスカレートしていき、ラブリンにも引けを取らないイカレっぷりを見せてくれます(笑)
登場人物のほとんどが頭おかしい
ホームルーム(漫画版)のやばいところは、主人公・ヒロインだけでなく登場人物のほとんどの頭がイカれてるところですね。
まともな人間が全然出てこないんですよ。
たとえば
- 幸子の体を売って金稼ぎしようとしてる母ちゃん
- 語尾に「にゃ」をつけたり足の指をなめさせて喜ぶ女生徒
- 警察のコスプレをして街を巡回するおじさん
など、おかしな人物が多すぎて、いつの間にかラブリンがまともな男に見えてしまうという錯覚が起きてくるんですよね。
冷静に考えればまともなハズがないのに…
ホームルームの一番やばいところ
ホームルーム(漫画版)がやばいのは、読んでる方もだんだん麻痺して倫理観がおかしくなってくるところです。
本来ならラブリンのやっている”盗聴”や”住居侵入”などと言った行為は犯罪以外の何物でもなく、彼が成敗されるのを望むはずなのですが…
いつの間にかラブリンに感情移入してる自分に気がつくんですよ。
たとえば盗聴がバレそうになったときや、ベッドの下に隠れてるのがバレそうなシーン。
普通の感覚なら変質者が捕まるわけですから、捕まえる側を応援するハズです。
ところがなぜか
「やばい!見つかっちゃう!」
というように、完全に変質者側に感情移入してしまっているんですw
登場人物だけでなく、読者の心までも変質者にしてしまう。
これがホームルームの一番やばいところですね。