大人になってから
「ゲームをやらなくなった」
という人は多いんじゃないだろうか?
実はボクも大人になってからゲームをほとんどやらなくなった。
子供の時は楽しくて仕方なかったのに、今じゃまったくやらない。
あれだけハマっていたのになぜだろう......?
というワケで今回は
大人になってゲームをやらなくなった理由9つ
を語っていく。
きっとあなたにも当てはまる理由がいくつかあるだろう。
目次
ゲームをやらなくなった理由9つ
さっそくゲームをやらなくなった理由をひとつずつ語っていこう。
時間が無くなった
ゲームをやらなくなった理由として一番多いのは
ゲームをプレイする時間が無くなった
ということだろう。
学生時代と比べ、どうしても社会人というのは自由に使える時間が限られてくる。
人によっては
「朝早くに家を出て、帰ったら飯食って寝るだけ」
なんて生活スタイルのパターンも少なくない。
そんな人たちからすると、そもそもゲームどころか自由に使える時間がまったくないのだ。
時間の経過が早すぎる
ゲームをやらなくなった理由として
時間の経過が早すぎる
というのも大きな要因の一つだ。
さきほども述べたように、社会人は時間が限られている。
自由に使える時間といえば、せいぜい休日ぐらいのものである。
だがこの休日にゲームをやるとなると気が引けてしまう。
というのもゲームをやるとすぐに1日が終わってしまうからだ。
ゲームの体感時間は仕事をやってる時の体感時間とはまるで別次元。
あっという間に休日が消え、また地獄の1週間(会社勤め)が始まる。
だから体感時間の早いゲームを避けることで、少しでも休日の体感時間を長くしたいと考えるのだ。
チュートリアルが長すぎる
最近のゲームはチュートリアルが長すぎる。
ゲームにハマる前にチュートリアルの段階で飽きてしまう事も珍しくない。
時代が進むにつれ、ゲームのボリュームも増えてくる。
その分どうしても説明しなければならない話も増えてくるのだろう。
だがゲーム内の長いチュートリアルを聞いていると、こんな気持ちが芽生えてくる。
「さっさとプレイさせろや」
他の娯楽が増えた
昔と比べて娯楽が増えたのもゲームをやらなくなった理由として大きいだろう。
たとえば娯楽の例をあげると...
- youtube
- SNS
- 5chまとめ
- アニメ
- 映画
現代ではこれらの娯楽を、スマホ一つあればいつでも無料で楽しめる。
ゲームより面白いと感じることも少なくない。
気力がなくなった
大人になってゲームをやらなくなった理由として
気力がなくなった
というのも考えられる。
ボクだって子供の頃は好奇心旺盛で、どんなことにもある程度興味を持てた。
たとえどんなクソゲーだろうと、ワクワク感を持ちながらプレイを楽しんでいた。
だが今は違う。
ちょっと手間なことがあると、すぐに
「面倒くさい」
という言葉を口にしてしまう。
ちょっとつまらなかったら
「つまんね」
と言ってすぐにクソゲー認定してしまう。
僕があと20歳若ければ、今のゲームをどれも心の底から楽しむことができただろう。
ゲームに限らず何をやるにも以前のような気力はない。
新鮮さが減った
ゲームに飽きた理由のひとつとして
新鮮さが減った
というのもあるだろう。
ゲーム経験を積むにつれ、どうしても
「このパターンはあのゲームでもやったな」
というのが出てくる。
つまりマンネリ感が出てくるのだ。
毎年新しいゲームが発売されるが、結局どれも「初めてスーファミやプレステをやったとき」のような感動は得られない。
あのとき感じた想像をはるかに超えてくるような進化は、おそらくこの先数十年はないだろう。
自由過ぎる
昔は「自由度が高いゲームは素晴らしい」という風潮があった。
だが時代が進み自由度が格段に上がった今思うのは......
自由度高すぎてメンドイわ
ということである。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
というが、まさにゲームにもそれが言える。
選択肢が多すぎて何をやったらいいか分からん。
っていうかそもそもルール覚えるのがメンドイ!
そんな感想が出てくるのは僕がオッサンになったからなのかもしれない......
攻略情報が出ている
ネットがなかった時代には当然攻略サイトなんてものはなかった。
攻略本というものは当時から存在したが、わざわざ金を払って買う人も少ない。
だから起こること全てが未知であるというワクワク感があった。
「こっちを選択したらどうなるんだろう?」
「レベルが上がったらどんな呪文を覚えるんだろう?」
「全部クリアしたら何が起こるんだろう?」
こんなワクワク感は今はない。
ちょっとネットを見れば、発売されてすぐだろうが攻略情報がごまんと出ている。
SNSをのぞけば自分よりはるか先に進んでるゲーマーが山ほどいる。
まるでこれから見る映画のネタバレをされてしまったような、そんな気分になってしまう。
得体のしれない不安感
大人になってゲームをやらなくなった理由としてもっとも大きいのは
得体のしれない不安感
だと思っている。
というのも、ゲームにハマりそうになると、必ず自分の中にいる「もう一人のボク」がこう語りかけてくる。
「ハマったらダメだよ」
「明日からまた仕事だよ?」
「そんな無駄なことしてていいの?」
「時間がもったいないよ」
ゲームをやっていると、こんな心の声が頭のどこかから常に聞こえてくる。
僕はなぜだか罪悪感を感じ、ゲームの電源を切る。
それは小さい頃に学校を仮病で休んだときと、どこか似たような罪悪感だ。
つまるところ、不安感の正体は”仕事”だろう。
仕事をせず、一生楽して食っていけるならこんな不安感も恐らく湧かない。
常に仕事という地獄が頭の片隅にあるからこそ、心の底からゲームを楽しめないのではないか?
僕はそう考えている。
大人になってゲームをやらなくなった理由まとめ
以上、大人になってゲームをやらなくなった理由を紹介した。
もう一度おさらいすると以下のようになる。
大人になってゲームをやらなくなった理由
- 時間が無くなった
- チュートリアルが長すぎる
- 他の娯楽が増えた
- 時間の経過が早すぎる
- 気力がなくなった
- 新鮮さが減った
- 自由過ぎる
- 攻略情報が出ている
- 得体のしれない不安感
「ゲームに飽きた」
というよりも
「時間に追われてるせいでゲームを心から楽しめなくなった」
という側面のほうが強いかもしれない。