コーネリアス小山田氏がうんこいじめをしたことが話題になってるね。
内容は至るところで取り上げられてるから、ここでは省くとしよう。
まあ個人的な偏見を言っちゃうと、人間性ってそう簡単に変わらないと思ってるから、本当に反省してるかってのは非常に疑わしいところ。
結局のところ、小山田氏はオリンピックに携わるのを辞退することになった。
それ自体はまあ当然だと思うし、とくに文句はない。
実際やってたことは犯罪と相違ないゲスい内容だからね。
それにそんなことを平気で武勇伝として語る人間は、恐らくほかにも余罪が腐るほどあるだろうし(偏見)
でもボクがこのウンコーネリアス事件で一番引っかかったのは別の部分。
というのも、小山田氏に対して
「いじめなんて最低だ!」
とか抜かしてる人間が、誰かがちょっと小山田氏を擁護するようなことを言ったら、その人間のことも寄ってたかって袋たたきにしてるんだ。
おいおい...
ウンコ食べさせて喜んでた小山田氏を叩くのはまだ分かるけど、ちょっと擁護した人まで袋たたきにするのは違うんじゃないか?
傍から見たらそれこそイジメそのものじゃないか。
これだから妙に正義感が強すぎる人間は困る。
見方によっちゃ自分自身も小山田氏と似たようなことをやってる事実に気が付いていない。
これは今回の小山田うんこ事件に限らず、ネットの至るところで見られる現象。
たとえばある有名人が誹謗中傷に傷つき、自ら命を絶った事件が話題になった。
この事件に関する話題になると
「誹謗中傷なんて最低だ」
「なんでそんな醜いことができるんだ」
「誹謗中傷した人間にはもっと厳罰を与えろ」
と、コメント欄は善人たちであふれかえる。
ところがそういった人間たちをよくよくチェックしてみると、ほんの数十分前に別の芸能人の誹謗中傷を平気でしているんだ。
いったいどの口が
「誹謗中傷した人間にはもっと厳罰を与えろ」
と言っているのだろう?
君たちの言うとおりにすれば、厳罰を与えられるのは君たちじゃないか。
君たち全員ドMなのかい?
つまるところネットに書き込んでるのって、
自分にはとことん甘く、他人に異常に厳しい
人間ばっかりなんだよね。
明らかにいじめに参加してるにもかかわらず、その自覚がないっていうのも、ある意味とてもタチが悪いと思うよ。