チャンピオンの看板マンガと言えばやっぱり「バキ」。
ところがその主人公である範馬刃牙(ハンマバキ)は性格が悪いことで有名です。
いったいなぜバキは性格悪いと言われるのか?
性格が悪いと言われる原因となった
バキのクズエピソード7つ
を紹介します。
目次
バキが性格悪いと言われる7つのエピソード
バキが性格悪いと言われ出したのは、地下闘技場トーナメントが終わり、死刑囚編が始まったあたりからですね。
とはいえ幼いころからその性格の悪さの片鱗は出ていました。
君たちは格闘家として不完全だ
幼年時代からバキの性格は悪かったことが分かるのがこのエピソード。
ボクシングジムに乱入するや否や、練習で使うサンドバッグに穴をあけます。
それだけでも器物損壊なのですが、さらに言い放ったこの一言。
「グラブをハメる、蹴り技がない、組技がない、投げ技がない、締め技がない。以上の理由で君らは闘技者として不完全だ!!」
ただ純粋にボクシングジムに通ってるだけの練習生たちに対して、お前らは闘技者として不完全だとの暴言。
バキはこの日、全ボクシング愛好者を敵に回しました。
アンタじゃ無理だ俺がかわる
地下闘技場トーナメントで夜叉猿と戦闘しようとした加藤に対して肩に手を乗せるバキ。
「まさか『アンタじゃ無理だオレがかわる』なんて言い出すんだねえだろな、刃牙ちゃん」
そう問いかける加藤に対するバキの答えが返答がこれ↓
「アンタじゃ無理だオレがかわる」
一字一句違わぬ言葉を加藤に言い放つバキ。
こんなナメきった返答をされた相手はたまらないでしょう。
この時からすでにバキの煽りスキルは相当なものだったことが伺えます。
当時のバキは普段へらへら腰低く振舞っていましたが、心の底じゃ当時から周りの人間を見下していたと見て間違いありません。
突然のじじい呼ばわり
地下闘技場トーナメントが終わり、新章が始まってすぐのシーン。
久しぶりに再会した徳川光成に対し、
「何の用だよ。ジジイ」
という今まで一切見せなかった乱暴な呼び方をします。
これには読者も
「え?バキそんなキャラだった?」
と、違和感を抱かざるを得ませんでした。
この頃からあからさまに人を見下した態度を取るようになり、
「バキは性格悪い」
と言われるエピソードが増えていきます。
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
大擂台賽編での一コマ。
「ボクシングには蹴り技がないから格闘技として不完全だ」
という説に対し、バキが言い放った言葉。
「ボクシングには蹴り技がない。そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。」
このあたかも自分は達観し、全てを悟っているかのようなセリフに、他者を無意識に見下しているバキの性格の悪さがにじみ出ています。
「あ~、俺にもそんな時期合ったわ~(まぁ俺はとっくの昔に通過したけどね^^)」
という、よくいる上から目線でうざいヤツの言動と同じものを感じさせてくれます。
笑えねぇのかい Mr.アンチェイン?ハハハハハwww
オリバにションベンをひっかけられながら放ったセリフ。
「笑わねぇのかい、Mr.アンチェイン 笑えねぇのかい、Mr.アンチェイン ハハハハハハハハハwww」
ほかの少年漫画の主人公だったら絶対にこんなことは言いません。
完全に悪役のセリフですよコレは。
このシーンだけ見たらオリバが主人公でバキが粋がった小悪党に見えます。
なんて素敵なんだ
バキの盟友、列海王がピクルに足を食べられた後に放ったセリフ。
「食うって、ハハ、なんて素敵な奴なんだ」
友人が足を食われたにもかかわらず、その足を食った男を”素敵な奴”と表現する主人公。
もはや完全に頭がイカれています。
目上の人間に対するなめきった態度
本部以蔵が
「宮本武蔵からみんなを守る」
と言ったことに対して、あからさまに不快感を顔に出すバキ。
「いったい誰を守るのかって訊いている。その体でッ、その技術でッ」
普通の少年漫画の主人公なら、自分よりも目上の人間に対してこんな見下した態度は取りません。
とくに後半のセリフはバキが性格悪いといわれる所以でしょう。完全に余計な一言です。
そして結局その後、本部に一瞬でやられました(笑)
バキの性格が悪くなった理由
さて、ここまでバキが性格悪いと言われる原因を話してきました。
とくに地下闘技場トーナメント以降はどこか人を見下した態度を取ることがなりましたね。
ではなぜバキの性格は悪くなったのでしょうか?
戦い過ぎて頭がおかしくなった、女を知ってから性格が悪くなった...
などなど諸説ありますが、個人的には”遺伝”という説が濃厚です。
なにせ親父があの範馬裕次郎ですからね。。
単純にだんだん親父に似た性格になっていってるのでしょう。
あるいは同じく性格が悪いと言われる徳川光成の影響を受けてしまったのかもしれません。
>>徳川光成のクズエピソード5つを紹介!諸悪の根源はコイツだった